あなたもワードプレスをサーバに設置してインストールをしていざウェブサイトを作り出そう!
とするとどうしてもサイトのデザインにこだわりたくなりますよね?
憧れのあのサイトみたいにしたい!ヘッダー部分はこのサイトのこういう感じで!
…その気持ちよ~く分かります。
でもワードプレスでサイトを立ち上げた初期にやるべき事はサイトデザインにこだわる事ではありません。
その理由を今回はしっかりと説明します。
サイトデザインとは?
サイトデザインとは読んで字のごとくですがウェブサイトのデザインの事です。
バナーや文字の配置やカラーリングを意図した意匠に作り上げる事をサイトデザインと言います。
今ウェブサイトデザインは大きく分けると「モバイル向け」と「パソコン向け」のサイトデザインがありますがこのページでは特に指定がなければサイトデザインとは「パソコン向けのサイトデザイン」として話を進めていきます。
コーディングの技術やウェブ作成サービスの提供の進化、またHTMLの進化により近年サイトデザインはより進化を遂げています。
皆さんも普段日常からアッと驚くような仕掛けのあるウェブサイトや非常にキレイで洗練されたウェブサイトデザインを目にする事が増えてきました。
運用初期段階ではサイトデザインは重要ではありません
ウェブサイトを作り初めて初期の頃は新しい事を覚えたり、色々なサイトを参考にしていく中でついついやりがちな事があります。
それは、「パソコン向けのウェブサイトデザインに凝り出す」という事です。
サイドバーに色々付けてみたくなったり、トップページにスライダーバナーを設置してみたくなったり。
あなたにも身に覚えありませんか?
しかし敢えて言わせてもらいますが、
「サイト初期段階での凝ったデザインは物凄く費用対効果薄い」 です。つまり凝ったデザインにしてもほとんど意味はありません。
かなりの自己満足で終わると思います。
その理由とは…
なぜ凝ったサイトデザインが初期段階では重要ではないのか?
それではパソコン向けの凝ったサイトデザインがなぜ重要ではないのかという説明をします。
まずはこのグラフをご覧ください。
2017年8月弊社運営ウェブ媒体のデバイス別セッション数
- モバイル(スマートフォン)からのウェブサイトアクセス「70%」
- パソコンからのウェブサイトアクセス「20%」
- タブレットやその他の端末からのアクセス「10%」
2017年現在ではウェブサイトへのアクセスは全体の「80%」がパソコン以外からのアクセスとなっています。
という事はパソコン用の凝ったサイトデザインを一生懸命ウェブサイトの初期段階で作ってもそれを見る人は全体の「20%」しかいない訳です。
全体の20%の人向けに凝ったサイトのデザインを作る事は賢いウェブ制作の手順とは言えません。
参考データ2015年弊社ウェブ媒体デバイス別セッション数
- モバイル(スマートフォン)からのウェブサイトアクセス「52%」
- パソコンからのウェブサイトアクセス「44%」
- タブレットやその他の端末からのアクセス「4%」
2015年当時はウェブサイトをパソコンで見る割合が44%ありました。
しかしこのグラフの分析注意点は、パソコンでウェブサイトを見る人が減ったというよりは「スマートフォン」でのウェブサイトへのアクセスの絶対数が一気に伸び、相対的にパソコンの割合が少なくなったと考える方が良いでしょう。
いずれにしてもスマートフォンでのサイトへのアクセスは絶対的です。
もはや「スマホファースト」どころか「スマホオンリー」の時代になりつつあります。
ワードプレスの運用初期段階では何が1番重要なのか?
それではワードプレスの初期運用段階では何が1番重要かと言うと、
これに尽きます。
おそらくこのページを読んでいる方は大企業でコンテンツマーケティングサイトの運用予算が月に100万円ある方ではなく、あくまでも「自分たちに適した範囲でのウェブマーケティング」を行おうとしている方だと思います。
そうなるとウェブ媒体の運用は1人、もしくは2人で行う事になると思います。
そうなると出来る事は限られてきます。
ウェブサイトデザインよりはサイトを立ち上げてアクセスが少ない時期には、パソコンのサイトデザインにこだわって時間を使うよりも1記事でも良い記事を書くことに専念しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
私も含め「時代はスマホオンリー」の勢いでスマホのアクセス割合が伸びています。
そんな時代にまずやるべき事は「サイトの主要キーワードにあった良質な記事を書く」という事です。
スマホの画面はパソコン版のこだわったサイトデザインが小さな画面なのでほとんど見えません。
中小企業や個人事業経営者の方がコンテンツマーケティングに取り組む際には「まずは記事を書く」という事を覚えておいて下さい。