あなたもワードプレスでウェブサイトを運用を始めてそろそろ何記事か書いたと思います。
書いた記事を投稿する時に「公開」のすぐ下にあるカテゴリーが気になった人はいませんか?
あるいはもうすでに色々カテゴリー設定してみた。という方もいるかもしれません。
実はこのカテゴリーというのが近年SEO対策の中でも非常に重要なポイントになっています。
サイトの特性に合わせたカテゴリーを設定する事で非常に強力なSEO対策となります。
カテゴリーページとは?
まずはカテゴリページについて説明します。
ワードプレスはあなたが書いた記事の分類を助ける為の「カテゴリー機能」があります。
ここからあなたのサイトの情報に沿ったカテゴリーを作る事で以下のようにカテゴリーが表示されるようになります。
これは多くなってきた記事を分類し「サイトのユーザビリティ」を向上させる為の機能です。
ウェブサイトの作成テーマに沿ったカテゴリーを作成しましょう。
なぜ今カテゴリーページがSEO対策で重要なのか?
近年インターネット上のウェブサイトの情報が年々激増しています。
その膨大なウェブサイトのデータをグーグルの検索エンジンは日々収集・インデックスしなければなりません。
1990年代以降インターネットが爆発的に普及し20年以上が経ちました。その間に大規模なウェブサイトもどんどん増え、ワードプレスの普及で個人がウェブサイトを気軽に作れる時代になった事で加速度的にウェブサイトの情報はインターネット上に溢れる事となりました。
情報が大量にインターネット上に溢れる現代でのグーグルの考え方を理解しておきましょう。
グーグルが溢れるインターネット上の情報に対し検索エンジンでのウェブサイトの評価の軸をどうしていったかと言うと、
- グーグルの考え方
- 情報の分類整理
- リンク(情報の関連性)の重視
- コンテンツ(内容)の評価
基本的にはこの3点をウェブサイトの評価の軸となっています。
それぞれ具体的に解説をします。
①情報の分類整理
ウェブサイトが1つのテーマを軸としてあり、しっかりと記事ページはそのテーマに沿った記事で構成されているか?
またその記事は「正しい分類(カテゴリー)分け」がされてユーザーにとって分かり易いか?
またワードプレスで言うと固定ページ、記事ページの使い分けが目的別に出来ているか?
そしてページ内でも正しい段落で文章が分類・整理されているか?
こういった点から情報が分類整理出来ているかという箇所を評価の対象としています。
※だからこそサイトマップの設定も重要になってくる訳です。
②リンク(情報の関連性)の重視
ウェブサイトがリンクで関連性の高いページにつながっておりその為にユーザーの役に立っているか?
数多くの情報が溢れる現在ではあるウェブサイトのコンテンツが他のウェブサイトの情報を補足する事等関連性の高い情報はつながりがあった方がよりウェブサイトを見ている人にとっては使い易いサイトとなります。
リンクには「内部リンク」と「外部リンク」がありますがどちらも情報の関連性がしっかりとあるかどうか?の観点が
ページランクの高いサイトからの被リンクがSEOの評価が高い理由もここにあります。
③コンテンツ(内容)の重視
ひと昔前には過剰なSEO対策が評価の対象になっていた事もありましたが現在では検索エンジンの高度化によりウェブページのかなりの部分を正確に分析出来るようになってきています。
その中でやはり1番SEOとして評価されるのが 「コンテンツの質が高い」 ウェブサイトです。
キーワードによっては公式のサイトよりも個人が運営するウェブサイトが上位に表示される事もありますのでこのあたりはグーグルも「ユーザーファースト」で本当にユーザーが求めるサイトという物をコンテンツの質から評価しています。
ちなみにグーグルがサイトを評価する際には検索流入ユーザーがサイトの中でどういった動きをしたか等も評価の対象としています。
サイト直帰率からコンバージョン率やウェブページのどの箇所を長く見たか?そのサイトの中のページを何ページ見たか?
等の指標からユーザーにとって本当にそのサイトが役に立ったかを検証しています。
具体的な対策①:SEOに強くなる為のカテゴリー設定の方法
SEOに強くなるカテゴリー設定の方法ですが、まず1番重要なのが「ウェブサイト全体として狙うキーワード」です。
そのウェブサイトが何のサイトなのか?
トップページに設定した「メタキーワード」です。
そのキーワードに合わせたカテゴリーの設定をしなければなりません。
弊社の「ziteki.com」のウェブサイトを例にとって説明をします。
ジテキマーケティングでは「コンテンツマーケティング」というキーワードをトップページに設定しています。
上記の赤枠部分が弊社で設定している「カテゴリー」です。
このカテゴリーをどのようにして設定するかを説明いたします。
トップページのメタキーワードに関連したキーワードを見つける
トップページで設定したキーワードの「関連キーワード」を調べます。
関連キーワード検索ツールというツールでトップページで設定したキーワードの関連キーワードを取得します。
「コンテンツマーケティング」というキーワードの関連キーワードの一覧が表示されます。
この中のキーワード候補からあなたのウェブサイトに合ったあなたが記事の書けるキーワードをカテゴリーとすると良いでしょう。
その際にGoogleサジェストの候補にあるキーワードに当てはまるカテゴリーを設定出来るのであればぜひそうした方が良いです。
なぜならばGoogleサジェストのキーワード候補というのは検索される数が多いキーワードですのでこのキーワードをカテゴリーに設定する事でよりSEO対策としては効果的だからです。
トップページメタキーワード「コンテンツマーケティング」
カテゴリー:コンテンツマーケティング、SEO、ワードプレス、集客、書籍、事例
このような設定にしています。
あなたもぜひ「ユーザーニーズ」に基づいたカテゴリー設定を行って下さい。
具体的な対策②:カテゴリーページを「Rich Text Tags」で強化
カテゴリーを設定したら更にそのカテゴリーページがSEOで優れたページにする為に「Rich Text Tags」というプラグインをインストールしましょう。
Rich Text Tagsとはカテゴリーページの上部にリッチテキストを挿入する事が出来るプラグインです。
※リッチテキストとは文字を装飾したりHTMLタグによって画像を表示したりと通常のテキストよりも出来る事が多いテキスト形式の事です。
このプラグインをインストールする事で
こんな味気なかったページが、
- ワードプレスダッシュボード投稿
- カテゴリー
- リッチテキストを挿入したいカテゴリー
- テキスト挿入スペース
このように記事一覧の上部に挿入したリッチコンテンツが表示できます。
またこの「Rich Text Tags」プラグインではカテゴリーページの
- カテゴリータイトルの書き換え
- カテゴリーのメタキーワード
- カテゴリーのメタディスクリプション
- 投稿の一覧表示
- SNSボタンの表示
もちろん1番のSEO対策は 「カテゴリーに沿った関連する質の高い記事を書く」 という事です。
その記事を書いた上で上記の設定を行う事でよりSEO評価の高いウェブサイトになる事が出来るという事をお忘れなく。
まとめ
ワードプレスでウェブサイトを構築していく中でカテゴリーの設定については理解出来たでしょうか?
- グーグルの考え方
- 情報の分類整理
- リンク(情報の関連性)の重視
- コンテンツ(内容)の評価
Googleの上記の考え方に沿いカテゴリーを分類し整理する事でユーザーにとっても情報が整理されており分かり易いウェブサイトとなります。
そしてカテゴリーに沿った良質な記事を増産していけば必ずSEOで良い結果が出て検索表示順位が上がりアクセスが伸びます。
みなさんもまずはカテゴリーの考え方を見直し自分のウェブサイトが何のサイトでどんな情報を提供したいかを改めて考えて見ましょう。