「私たちの住んでいる日本は少子高齢化に伴い人類史上初めて自然に人口減少を迎えています。人口が減るから私たちのビジネスも対象となる客数が減るので売上は減少し経営は右肩下がりになるでしょう。」

…いかがでしょうか?

このように言われると、

「うん。もっともだな!これからは経営も人口減少のリスクをヘッジした内容にしていこう。」

と考えたりしませんか?

少子高齢化で人口が減るからビジネスは先細りになりません!

言い切ります。

あなたのビジネスは間違いなく少子高齢化の人口減少で売上が下がる。という事はありません。

「え?そうなの?!」

と思った社長のあなた!

そうです。売上減少は少子高齢化や人口減少のせいではありません。

まだまだここ日本には1億人以上の人口がいて世界の中でも「11位」です。

Wikipedia国の人口順リスト

※ちなみに2017年時点では人口1億人以上の国は世界に12ケ国しかないそうです。

「え!?んじゃ一体なんでうちのビジネスは売上伸びないんだよ~」

とお思いのあなた。

しっかりとご説明させて頂きます!

 

中小企業やスモールビジネスは人口減少の影響は受けません!

あなたや私が経営している会社の事業は年商10億円未満の中小企業や個人事業主が手掛ける「スモールビジネス」な訳です。

これが大企業で売上4,000億円で全国に125店舗チェーン展開をしています。というのなら話は別です。

そういった大企業は「間違いなく人口減少のトレンドの影響はモロに受けます」

しかし繰り返しますがあなたの経営している事業のお客さんはどこにいるでしょうか?

宮城県内のお客さんがメインでしょうか?

もしかしたら町の定食屋さんだったら半径1km県内のお客さんの層がターゲットかもしれませんね。

どうですか?

あなたのビジネスの顧客は、少子高齢化の人口減少の影響受けそうですか?

全く関係無いはずです。

 

中小企業が売上が下がるのはビジネスに付加価値が無くなるから

これしか理由はありません。

年商3億円未満のスモールビジネスの売上が下がるのは「ビジネスの付加価値が下がるから」です。

例えば、

  • 今まで付けていた機能が大手に真似をされ更に価格を安くリリースされた → 顧客にとっての付加価値が下がった訳です。
  • 今までは看板メニューのから揚げ定食に国内産の比内地鶏を使ってたが原価が抑えれるという理由で海外品に変えた → 顧客(常連のおっちゃん)にとって付加価値が下がった(なんか味落ちたな)訳です。
  • 今までオーナー自身が店頭に立ち接客がスゴイ感じ良かったのにバイト入れたら店に行く気しなくなったな… → 顧客にとっての付加価値が下がっています。

いかがでしょうか?

売上減少に悩む社長さん思い当たる節あるんじゃないでしょうか?

このように中小企業は「目の前のお客さん」に対してあなたの事業で「付加価値」を提供し続ける事が出来れば売上は右肩上がりになります。

お客さんは「価格と同等かそれ以上の価値がある」と判断してくれれば「リピート」したり「口コミ」してくれたりします。

  • 「なんとなく居心地よくて長居しちゃうんだよな~」
  • 「この前良い店見つけたら今日そこ行こうよ!」
  • 「ずっと探していた服があの店で見つかったんだよ!」

こんな風にお客さんに満足をしてもらう事で売上は伸びます。

決してあなたのビジネスの売上が伸び悩んでいるのは「少子高齢化で人口減少」だからではありません。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

まだまだここ日本にはあなたのビジネスの需要を満たすだけの人たちがたくさん住んでいます。

あなたのビジネスの将来の顧客になりそうな人の顔を思い浮かべて下さい。

あなたのすぐそばにいるはずです。

そんな未来の顧客の為に出来る事は、

あなたのビジネスの「付加価値」を上げ続ける

という事です。

払った値段以上の価値を感じてくれればお客さんは満足してくれてリピートしてくれ、更に口コミで新規のお客さんを連れてきてくれます。

あなたのビジネスにどんな価値がありどの部分を伸ばすかがあなたのビジネスをオンリーワンで自分に適したビジネスにするポイントとなります。