日本では1年で福島市の人口が消える
ニュースやウェブサイトなどで言われているように日本は超少子高齢化社会となり人類史上初めて人口が自然に減少する社会となりました。
※戦争や天災での人口減少を除く
人口が自然に減少するという事はどういう事かと言うと「消費者」が減ります。
あなたの会社の事業計画は右肩下がり?
「あなたの会社は事業計画書の数字は右肩下がりですか?」
そう聞かれて、
「はい!そうです私の会社の年間予算は右肩下がりです!」
と答える社長はおそらくいないでしょう。
しかし現実に私達の住んでいるここ日本では毎年人口が減り始めているのです。
どれくらい減っているのかと言うと、「1年で30万人」です。
30万人がどれ位かと言うと、
仙台市 106万 いわき市 35万 郡山市 34万 秋田市 33万 青森市 30万 盛岡市 30万 福島市 30万 山形市 25万 八戸市 24万
というように1年で青森市の人達が丸々いなくなるという数字です。
…衝撃じゃないですか?
東北の主要な都市の人口が1年で丸々いなくなってしまいます。
あなたの会社の事業計画は右肩上がりですか?
もう1度お聞きします?
「あなたの会社の事業計画は右肩上がりですか?」
…答えに詰まってしまた社長さんもおられるのではないでしょうか?
そうです。
今の日本でビジネスをするという事はこういう事なのです。
放っておいても人口が減り続ける市場環境でビジネスをするという事は自分のビジネスに創意工夫をしなければ市場規模に合わせてあなたのビジネスもシュリンク(縮小)していきます。
…ではそうならない為にどうすれば良いのか?
もちろん事業計画や戦略を立て直して更に事業規模を拡大していく。という選択も立派な選択です。
自分に適した規模へ事業を転換させる
事業規模を拡大していく為にはものすごいエネルギーやお金が必要です。
新たな戦略や方針を実行する為に人を採用し設備に投資し…
事業規模の拡大というのは常にリスクを背負っていかなければなりません。
それが好きな方は良いですがみんながみんなそういう訳ではありません。
そこで1つの選択肢となり得るのが、
「自分の適した規模へと事業を転換させていく」
というのも1つの選択肢である。という事をおぼえておいて下さい。
市場規模に合わせていくのも良し、自分の手が回る目が届く範囲内で事業を収める。こういった方法も経営の1つです。
むしろ会社の経営状態や社長の性格から言うとこういう方が合っている人も多くいます。
まさにこれこそが「ジテキマーケティング」という言い方も出来ます。
このまま事業規模を拡大していく事が自分にとって最適で幸せなのだろうか?
ちょっと今日はそんな事についても考えてみて下さい。