ワードプレスで記事を書き慣れてくると他の人が運営しているホームページの紹介をする事も多くなってくると思います。
あなたのホームページを訪れたユーザーにんにとって為になる記事の内容に関連したページであればどんどん紹介してあげた方がユーザーの為にもなりますし、SEO上も良い結果が出ます。
しかしこの「リンクを貼る」という行為が一歩間違うとあなたのホームページのSEOの力を弱めてしまう可能性もあります。
そこで今日はそれを防ぐ為の「nofollow」の使い方について説明します。

nofollowとは?SEOに関係するの?

リンクを張るという行為はリンクをした相手のホームページに被リンクという形で「リンクジュース」というページの評価を与える事です。

rel=”nofollow” のSEO効果リンクジュースの受け渡し説明画像

上記の図のようにこのページの評価を与える事でリンク先のページはSEOの評価が上がります。そして大事なポイントはこの評価というのは「受け渡し式」です。

相手のページにリンクを張ると、その分あなたのページの評価が少し下がります。

そこでその「リンクジュースの評価」を与えないよ。という命令をする事が出来るのが「nofollow」という属性です。

rel=”nofollow” のSEO効果リンクジュースの受け渡し説明画像

「no follow」を正しく使う事であなたのホームページからSEOの力を他のウェブサイトに流出させなく出来ますので結果としてSEO対策につながります。

 

nofollowの正しい使い方とは?

「nofollow」を使う時に注意しなければならないのは「外部リンク」・「内部リンク」に対しての考え方が異なる。という事です。

外部リンクでの正しい使い方

外部リンクというのは 「自分のホームページ外のウェブサイト」 にリンクを設定する場合にそのリンクを外部リンクと呼びます。

この外部リンクには基本的に全て「rel=”nofollow”」を設定しましょう。

わざわざ他社のホームページにリンクジュースを流しそのホームページのSEO評価を上げる事はありませんし、評価の受け渡しなので「nofollow」を入れない事であなたのホームページのSEO評価も下がってしまいます。

他ウェブサイトに通常通りにリンクを張るのはよっぽど投稿記事と関連性が高い、もしくはウェブマーケティングの戦略として被リンクが必要な場合に絞って設定するようにしましょう。

 

内部リンクでの正しい使い方

内部リンクというのは 「自分のホームページ内のページ」 にリンクを設定する場合にそのリンクの事を内部リンクと呼びます。

内部リンクのノーフォロー設定をする場合のページは「リンクジュース」を与える価値の無いページです。

例えば、会社概要や問合せフォーム等の動的ではないページにはリンクパワーを与える必要はありません。

逆に通常の投稿記事などで関連性のあるページは積極的にリンクを張り内部リンクを充実させサイト内の回遊性をアップさせましょう。

POINT:通常の2,000~4,000文字の投稿記事であれば内部リンクは1つ、多くても2つに留めておきましょう

 

具体的にどうやってnofollowを設定すれば良いの?

それでは具体的にどのようにして「nofollow属性」を設定すれば良いかと言うと、記事の投稿ページから「テキスト」に切り替え「rel=”nofollow”」を直接貼付けするという方法です。

ソースコード例:

<a href="https://www.yahoo.co.jp/ rel=”nofollow”>記入文言</a>

上記のように a hrefの後に「rel=”nofollow”」を張り付けるだけでノーフォロー属性にする事が出来ます。

慣れれば簡単に設定する事が出来ますのでこの「ノーフォロー」設定は癖付けるようにしましょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

nofollowの使い方を理解するには「外部リンク」と「内部リンク」の仕組みについても理解しなければなりません。

近年のGoogleのSEO評価基準で被リンクの評価点は下がったとは言えまだまだ多くの割合を占めています。

その為正しい方法で「nofollow」を使い検索エンジンにページランクを与えたいページとそうではないページを指定する事でよりあなたのホームページは検索エンジンに評価される事でしょう。

記事を書く時についつい忘れがちな「nofollow」ですがリンクを張る時にはしっかりと設定しSEO効果を上げていきましょう。